
家庭菜園で野菜を育てて、収穫して、食べるまでの過程はとても魅力的。
子供の食育の一環で学校でも野菜を育てているという話もよく聞きます。
今では、品種改良も進んんで小型の野菜もたくさん販売しています。
ベランダやお庭が狭くてもプランターで気軽に野菜を育てている方も多いのではないでしょうか?
野菜を育てていると・・・
必ずといっていいほどやってくるのが”虫さん”ですね。
野菜は作りたいけど『 虫がいや! 』
虫はイヤだけど農薬や殺虫剤は使いたくない!
ブログ管理人にーな(neena)もできるだけ使いたくないという一人です。
そんな悩みを解決すべく、100均や自宅にあるもので作れる
” 手作り虫除けスプレー ”の簡単な作り方をご紹介します。
・家庭菜園やガーデニングをはじめたけど虫はイヤ!
・農薬や殺虫剤は使いたくない
・安全なモノ、天然成分なモノで虫対策がしたい
・手作りの虫除けスプレーをつくってみたい方

家にあるものや、無くてもスーパーで買えるものばかり。
無農薬の家庭菜園を目指している方は試してみてね。
家庭菜園向け”虫除けスプレー”を作る前に用意するモノ

・トウガラシ(鷹の爪)…5~10本
・にんにく…2/1個
・保存瓶(空きビンで代用可能)
・スプレーボトル

※家庭菜園の規模が小さい場合。500mlだとかなりの量なので作る量を調整しましょう。
作り方
作り方はいたって簡単です。
料理を作る感覚で楽しみながら作れます。
下準備
ニンニクは半分~2,3欠片を使用します。
皮を剥いて包丁やコップ等でつぶしましょう

にんにくの皮を剥くのが大変!という場合は
欠片にしたら、そのまま固いコップ等でつぶすようにたたくと・・・
皮もむけるのでおすすめだよ
唐辛子はヘタを取り、中身の種は取り除いておきます
仕上げ
保存瓶に米酢(500ml)をいれニンニク・唐辛子を入れます
これで30~60日間漬け置いたら”虫除けスプレー”の原液の完成です
とても簡単です。
使い方
100均のスプレーボトル等を用意します
私は、100均のペットボトルに取り付けれるスプレーを使用しています。
原液(1ml程)をボトルにいれます
(きちんと計りたい場合は目盛りの付いたスポイトではかりましょう)
水を350ml(350倍)でいれて手作り虫よけスプレーの完成です!
後は、虫が発生する前の予防として葉や葉裏、根本にシュッシュッとかけるだけです。
素材の効果
お酢の効果

殺菌能力に優れるお酢。
お酢を散布すると活力剤のような働きで葉の細胞が強くなり病害虫に強くなります。
※濃度が高いと植物に影響がでる場合があるので、濃度をあげる場合は慎重に
にんにくの効果

ニンニクを切ったり潰したりするとアリシンという臭い成分ができます。
アリシンは揮発性・脂溶性の性質のため、唐辛子と同じく油やアルコール、お酢に溶け出す性質があります。
トウガラシと同じく忌避効果として使います。
トウガラシの効果

トウガラシに含まれる辛味成分カプサイシン。
カプサイシンはカプサイシノイドは炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)の天然有機化合物のひとつ。
カプサイシンは水にはほとんど溶けません。
油やアルコール、お酢には溶けやすく漬け込む事によって辛み成分カプサイシンが溶け出します。
この辛味成分がアブラムシやダニ、アオムシなどの虫の忌避効果になります。
実際に使ってみて
実際に、私が育てている家庭菜園コーナーの夏・冬野菜たちに使用しています。
夏はカメムシ・秋はアオムシが大発生してしまった後に使用しても臭いがイヤなのか「ワアアアー!!」という反応はみせますが
虫が全く居なくなるわけではありません。
あくまで、大量発生前の予防として1週間に1回程葉と葉裏、株本の周辺にシュッシュッシュッと散布しています。
発生してしまった後でも、一度虫さんたちを取り除いた後に散布しておくとその後はついている数が少なく感じられます。
また、お酢×ニンニク×トウガラシの手作り虫よけスプレーだけを毎回使っていると、虫さん達も慣れてくるようで
私の菜園コーナーでは、ニームオイルをローテーションで使っています。
まとめ
手作り虫よけスプレーの作り方はいかがでしたか?
スーパーで手軽に購入できるモノで作れるので、家庭菜園のオフシーズンに仕込んでおくのがおすすめです。
無農薬や、お薬を使わないで野菜を育てるのは、虫との戦いがつきもの・・・
発生してからでは、中々天然成分で追い払う事は難しいかもしれません。発生する前から先回りして予防として、ニンニクやトウガラシ、お酢を使った虫除けスプレーを散布しておけば、虫さんが大量発生して枯れてしまった!なんてことは我が家の家庭菜園では今のところ、ありません。
もし、興味がある方は一度手作り虫よけスプレーを作ってみてはいかがでしょうか?
にーな(neena)
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